読書感想文2022
K.Aさん/いまはあたりまえじゃない

課題図書:

ずーっとずっとだいすきだよ

著者:

ハンス・ウィルヘルム

 わたしはこのほんをよんで、ことばできもちをつたえるたいせつさをまなびました。
 わたしは、たいせつなひととおわかれをしたことがないので、かぞくやともだちがいることがあたりまえだとおもっていました。けれど、エルフィ―がいなくなってさびしい「ぼく」に、ともだちがこいぬをくれるといったときに、ぼくはいらないといった。それはきっと、たいせつなそんざいにはかわりがいないからだとかんじました。
 わたしには、おねえちゃんとおにいちゃんがいます。たまにけんかをすることがあります。しかしかぞくだからとおもって、わるいなとかんじても
「ごめんね。」
とあやまりません。そして、すきだけれどはずかしいから
「すきだよ。」
とはいいません。でも、「ぼく」のかぞくがエルフィーがいたずらをしたときにおこることはあるけれど、「すきだよ。」とことばにしていうことがなかったことをこうかいしていたのをしりました。なので、これからは
「すきだよ。」

「ごめんね。」
というきもちをことばにしてつたえていこうとおもいます。
 エルフィ―は「ぼく」にたいせつにされてとてもしあわせだったとおもいます。エルフィーはとしをとってうごけなくなって、ふとってしまいました。かいだんをのぼれなくなったり、さんぽにもいかなくなったりしました。としをとって、いままでできたことができなくなったけれど、できないことを「ぼく」がたすけてくれました。さらに、ねるまえに「ずっとだいすきだよ。」といっていました。きっとエルフィ―はゆめのなかでは「ぼく」とたのしくあそんでいたとおもいます。そしていまはてんごくから「ぼく」のことをみまもってくれてるとおもいます。
 わたしは、エルフィ―に
「ずっとずっとしあわせでありますように。」
とつたえたいです。


《こうひょう》

 Kさんは ことばで きもちを つたえる たいせつさを まなぶことが できましたね。 「ぼく」の かぞくが エルフィーに きもちを つたえていなかった ばめんを よんで Kさんも かぞくに きもちを つたえていなかったことに きづきましたね。 きちんと ことばにして つたえようと けっしんしたのは すばらしいです。 エルフィーのように 「だいすきだよ」と ひとから いってもらうことは とても しあわせなことですね。 Kさんの ねがいのように きっと エルフィーは ずっと しあわせで いることでしょう。 「ぼく」が エルフィーに 「だいすきだよ」と つたえつづけていたように Kさんも かぞくや ともだちに きもちを つたえていけるとよいですね。