読書感想文2022
課題図書
小1

ぼく、だんごむし

得田 之久

だんごむしは人気にんきのある「むし」ですが、生態せいたい意外いがいられていません。主食 しゅしょく時折ときおりコンクリートをなめるってご存知ぞんじでしたか。たのしくえがいた観察絵本かんさつえほんです。

おこる

中川 ひろたか

毎日まいにちおこられてばかりのぼく。なんで、ぼくはおこられるんだろう? なんで、ひとはおこるんだろう? 「情熱大陸じょうねつたいりく 中川なかがわひろたかへん」からまれた絵本えほん

ずーっとずっとだいすきだよ

ハンス・ウィルヘルム

エルフィーとぼくは、いっしょにおおきくなった。年月としつきがたって、ぼくのがのびる一方いっぽうで、あいするエルフィーはふとって動作どうさもにぶくなっていった…。


小2

キツネのはじめてのふゆ

マリオン・デーン・バウアー

ゆきってきました! 動物どうぶつ冬支度ふゆじたく様々さまざまです。かくしたり、あたたかいみなみんでいったり、はるまでてすごす動物どうぶつもいます。けれど、どれもキツネのすることではなさそうです。ふゆあいだ、キツネはいったいなにをするのでしょう?

ごめんねともだち

内田 麟太郎

オオカミはキツネとはじめてのおおげんか。仲直なかなおりがしたいのに、あの一言ひとことてきません。「ごめんね」って。こころなかならいえるのに。

おひめさまになったワニ

ローラ・エイミー・シュリッツ

りっぱな王女おうじょになるために、あさからばんまでやることだらけで、うんざりしているコーラひめ。そんな姫をたすけるために、おしろにワニが…。いそがしすぎるどもたちとそのおやへおくる物語ものがたり


小3・小4

ルドルフとイッパイアッテナ

斉藤 洋

ひょんなことから、長距離トラックで東京にきてしまった黒猫ルドルフ。土地のボス猫と出会い、イッパイアッテナとの愉快なノラ猫生活がはじまった…。

びりっかすの神さま

岡田 淳

始が転校してきた4年1組は、テストも給食も、なんでも競争させられる。そこにはびりの人にしか見えない不思議な神さまがいた。びりっかすの神さまのおかげで、子どもたちは「一番になるよりもっともっと大切なこと」を考えはじめます。

みどりのゆび

モーリス・ドリュオン

「みどりのゆび」という魔法の親指を持った少年チトは、その指で触れたものすべてに花を咲かせることができる。チトは自分の父親が兵器工場の社長であることを知り、とてもおどろく。そして、父親の工場に忍び込み、大砲や鉄砲などにその親指で魔法をかけてしまう。

十五少年漂流記

ジュール・ヴェルヌ

無人島を舞台にした少年たちの試練と成長のドラマ。
「ぼくらは難破したんじゃない。この島の開拓者なんだ。」サバイバルを支えるのは、そのプラス思考。
冒険、正義、愛情、涙と笑い――世界の名作にドキドキ、ワクワク。

野口英世

浜野 卓也

左手の火傷の手術から医学への道を選んだ野口英世は、大学にも行かず、独学で医師となった。アメリカに渡り、細菌学の研究で世界の野口となる。


小5・小6

ガラスのうさぎ

高木 敏子

東京大空襲で東京の町は、戦火につつまれた。焼け跡には、敏子の家にあった「ガラスのうさぎ」が、ぐにゃぐにゃになって、ころがっていた。うさぎは、燃えさかる炎に身を焼かれながらも、戦争の悲惨さを、みつめつづけていたのだった―。東京大空襲で母と妹をうしない、その後、機銃掃射で父をも―。戦争の中を生きぬいた著者が、平和への祈りをこめて、少女時代の体験をつづった、感動のノンフィクション。

西の魔女が死んだ

梨木 香歩

中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移りかわるひと月あまりを、西の魔女のもとで過ごした…。

十二番目の天使

オグ・マンディーノ

ジョン・ハーディングは、妻のサリーと息子のリックを交通事故で亡くした。親友ビルの依頼でリトルリーグ エンジェルスの監督を務めることになったジョン。そのチームの選抜テストで十二番目の選手となったのは、息子のリックと瓜二つの、ティモシー・ノーブルだった。

坂本龍馬

砂田 弘

幕末の嵐のなかで維新につくした龍馬の一生。弱虫龍馬が剣術を習いたくましく成長して江戸に出て、新しい日本を夢見る。時代の推移を見通し、薩長同盟や大政奉還のために力をつくした情熱と行動の龍馬の生涯。

おじいちゃんとの最後の旅

ウルフ・スタルク

「死ぬ前に、おばあちゃんと二人でくらしていた家に一度もどりたい。」入院しているおじいちゃんの望みをかなえるために、ぼくはカンペキな計画を立てた…。パパやママには、サッカーの合宿に行くとうそをつき、島にあるおじいちゃんの家に行った。ユーモラスで切ない物語。


中学生

欅の木(『30%の幸せ』より)


内海 隆一郎

都心から1時間あまりの郊外に中古の家を購入した原田夫妻は、家を訪れて愕然とした。庭木が植え込んであった庭が、すっかりきれいになっていたのだ。老後は夫婦ふたりで緑溢れる家で暮らそうと思っていただけに、ショックのあまり声も出なかった。しかし、ふと庭を見渡すと、庭の隅の大きな欅の木だけが一本残っていた…。

銃を撃つ(『あなたがいる場所』より)

沢木 耕太郎

ついてないな。そもそも高校に入ったときからついてない。バスに乗り遅れたナツミは停留所で小学校時代の友人と再会する。ぎこちない会話はやがて不幸の手紙へと――著者初の短編小説集。

ウカル君