〜読書して考えないのは、食事をして消化しないのと同じである。〜
エドマンド・バーク 〜イギリスの政治思想家・政治家(1729-1797)
みなさんは読書をして、その内容を消化し、吸収して自分のものにできましたか。
主人公や登場人物の言動に心を動かされ、わたしやぼくならどうしただろうかと、いろいろ考えたことでしょう。
「二人の友情からきっとこうなんだろうなという思い込みでなくしっかり相手を知ることの大切さを学びました。」
『銃を撃つ』
「私は自分の直感だけでなく、相手の話を聞いたうえで物事を考えなければ、間違った判断をしてしまうことを学んだ。」
「きっと私も毎日いろんな人から大切なものをたくさん受け取っているのだと思います。」
『西の魔女が死んだ』
「ぼくが学んだことは競争のあり方です。……びりっかすは勝ち負けではなく本気で頑張ることの大切さを先生や生徒たちにつたえにきてくれたのだと思います。」
『びりっかすの神様』
「もし、友だちや家ぞくとケンカをしてしまったら、自分の正じきな気持ちを話そうと思います。」
『ごめんねともだち』
読書感想文コンクールは、読書を通してみなさんが考えたことを発表する場です。なかでも、入賞作品はみなさんが一生懸命考えたことの成果だともいえます。
みなさん、時間に左右されずに読書をしていろいろな思いに浸ってみませんか。
〜私は、時間がなくて本も読めません、という弁解を、絶対に信じない。〜
塩野 七生 〜日本の歴史作家・小説家(1937年-)
今年の読書感想文コンクールも、力のこもった作品が多数寄せられました。どれも甲乙つけがたい作品で、選考には大変悩みました。普段の作文授業できたえた力を発揮された方も多くいました。みなさんと共に学ぶ友だちは1冊の本から何を学んだのでしょうか。受賞作品を読んでみましょう。
最後になりますが、みなさん、たくさんのご応募をありがとうございました!
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