受験生と保護者の「第一志望こだわり」体験!

基礎と最後まであきらめない気持ちが大切だということを感じました。

私は、三歳の頃から始めた水泳を中学・高校と続けていました。毎日練習詰めで勉強する時間があまりなく、定期テストや模試の前にも朝練をしていく日々でした。
そうした中でも、勉強する時間を少しでも確保するために、小学校、中学校と成基学園に通っていたこともあり、高校一年生の特別招待講習から東進に入塾しました。
一年、二年の間は部活にかける時間が圧倒的に多かったと思います。
しかし、東進の授業では毎回の授業内容が濃く、分かりやすいので、短時間で習得していくことができました。

そんなふうに、毎日水泳ばかりしていた私が本格的に受験勉強を始めようと思ったのは、高校二年の十一月です。
水泳では国体に出たりしたので、やりきった感じがありましたが、勉強に関しては、自分が納得するまでしたことはありませんでした。
水泳をするために中高一貫の高校を選んでいたため、大学受験が初めての受験のようなもので、受験に対する不安が色濃くありました。
しかし、受験間近の先輩たちを見ていて、一年後の自分を想像したときに、このままでは志望校には絶対に受からないと思い、私も一年間真剣に勉強して、絶対に受かってみせると決意しました。
それからは、毎日東進に通いました。

受験勉強を始めて一番大変に感じたことは、基礎固めです。それまで部活に励みすぎていた分、基礎知識で抜けているものが本当に多くありました。
その抜けている穴を埋めるために、担任のチューターさんや校長と話をして、勉強方針を決めていきました。
一年前のセンター同日模試で悲惨な点数を取り、自分の学力の低さに改めて危機感を覚えたことを今でも忘れられません。
基礎を埋めるのはとても大変で、何度も諦めそうになりましたが、高速マスターを使って単語を覚えることは欠かしませんでした。
また、用事があったり、どんなに疲れていても、十五分だけでも何か勉強するようにしていました。一日勉強しない日があるとそれを取り戻すために、三日から五日かかるとおっしゃっていた校長の言葉が、私の体を机に向かわせたのだと思います。

夏休みは、二次試験の対策などもしていましたが、基礎固めの方もやっていました。それまで、毎日勉強する夏休みを送ったことのなかった私にとって、勉強詰めの夏休みは一体どんな夏になるのか楽しみな気持ちもあり、意気込んで夏休みを迎えました。
夏期合宿では、他の受験生と同じ教室で、同じ授業を受けることで、普段のブースでは味わうことのできない刺激を受けることができ、モチベーションを上げることができました。合宿で自分の位置を再確認できたので、とても良い経験になったと思います。

私が受けた大学は、センター試験の点数が大きく関係してくる大学だったので、センター試験前が一番緊張して、週面談でチューターさんとたくさん話をしました。
緊張したり、自分の勉強に不安を感じたりしたときに、チューターさんたちと話をしたり、友人と話しながらご飯を食べたりできる環境が東進はとても整っているので、気分転換もできて良かったです。
また、何気ない話ができたり、励まし合ったりできる友人の存在は本当に大きかったです。
センター試験前は、ひたすらセンター試験の過去問をやり続けていました。
私は、国語がなかなか安定した点数を取ることができず苦労しました。過去問をしたり、古文や漢文の問題集をしたりしましたが、それでもなかなか点数は伸びませんでした。センター試験前の期間は、自分でもびっくりするくらいのスピードで時間が経っていきました。国語の問題集もやりきり、残りわずかな時間の中で確実に点数を稼げるようにできるものを考えて、最終的にたどり着いたのが漢字でした。
毎日二時間くらい漢字をやる時間を取り始めると、不思議と点数が伸びていき、漢文もそれまでよりできるようになりました。一〇点分の配点の漢字もしっかり勉強しないと、点数の伸びにはつながらないのだと実感しました。
東進のセンター試験本番レベル模試を受け続けていたことで、緊張はしましたが、自分の力を出し切ってセンターをやり抜き、点数を見ながら最終的な志望校を決めました。私はセンターを受ける前にも志望校を決めて勉強していましたが、センターの得点次第で受験校が大きく変わるタイプだったと思います。
二次試験は小論文と面接だったので、小論文の講座を見て勉強し、また学校の方でも対策をたくさんしていただき、本番は不安なく臨めました。発表の前は毎日そわそわして過ごし、自分の番号を見つけたときはほっとしました。それと同時に今まで支えてくださった東進や学校の先生方や家族・友人への感謝の気持ちでいっぱいになりました。

受験を通して私は、基礎が本当に大切だということ、最後まであきらめない気持ちが大切だということを感じました。
これから受験をするみなさんの中には部活で忙しい人も多いと思いますが、部活は自分が納得いくまでやった上で、勉強に取り組んだ方が良いのではないかと思います。
模試を受けて自分の位置を確認して、復習をして、基礎をしっかり身につけてほしいです。東進はそれが実行しやすい場所だと思います。私もセンター試験同日模試から、センター試験本番では倍近く点数が伸びたので、勉強すれば絶対結果はついてきます。皆さんがそれぞれの志望校に合格できることを祈っています。

私もこれから勉強し、技術をしっかり身につけ、患者さんや家族の方を笑顔にできる看護師になれるように、精一杯がんばっていきたいと思います。