受験生と保護者の「第一志望こだわり」体験!

双子の姉といつも二人で励まし合いながら、がんばった。

一月十五日、僕は同志社香里中学校に合格した。他に受験した開明中学校と、関西大学北陽中学校にも合格した。今までの人生の中で一番うれしかった。

一月十四日の同志社香里中学校の受験当日。
僕はよく緊張するのだが、この本命受験の日は、あまり緊張しなかった。たぶん、それは年内に日曜進学教室や模擬テスト、中学校主催のプレテストを受験して準備したり、正月明けに前受験をして練習したりしたことがよかったのだと思う。
そして最後に、入試当日、先生から激励の言葉をかけてもらったからだと思う。
国語のY先生からアドバイスの言葉をかけてもらい、やる気が出たし、算数のS先生からは、
「絶対に受かるから大丈夫。」
と声をかけてもらい、不安がなくなった。
テストの手ごたえはあった。そして気を抜かずに、十五日の別の学校の入学試験も真剣に取り組んだ。

僕は、四年生の時に成基学園枚方教室に入った。今から思うと四年生や五年生の時は、宿題も適当にやっていた。
しかし、六年生になってクラスが二組から一組に落ちて、とても悔しい思いをした。しかしそれでも、あまりやる気が起こらなかった。
こんな状態のままで、日進が始まってしまった。
夏休み前の一回目から五回目までの成績はよかった。でも、夏休み後の六回目から十回目までは全園平均を上回ったことがほとんどなく、得意な算数でさえも悪い時があった。通常授業のない時間のある土曜日に、あまり勉強していなかったからだと思う。
この時、僕はもう自信をなくしていたのだが、十月の志望校別特訓でいい成績を収めて、やっと自信を持つことができた。
十一回目からの日進からは、心を入れかえた。通常授業のない日に、家で集中して真剣に取り組むようになった。また、勉強量も増えた。そうすると、ほとんどいい成績がとれるようになった。前から努力すればよかったと、心から思った。冬休みに入ると、冬期講習が始まった。とてもハードなスケジュールだったが、最後までやりぬいた。
一月に入ってからは、本当にあっという間だった。正月特訓は、知求館ギャラクシーまで行って一生懸命取り組んだ。直前特訓では、算数がケアレスミスだらけでものすごく悪かったが、しっかり復習して完全に理解した。もうこの状態で不安はなかった。

僕は、『自主計画学習ワークブック』を活用したことと、日進のまちがいノートを作ったことが合格に導いてくれたと思っている。
『自主計画学習ワークブック』は、たまに予定がくるう時もあったが、正直に書きこんで、最大に活用できたと思う。まちがいノートは日進でできなかった問題を解き直した。

僕がここまでがんばりきれたのは、双子の姉の存在だと思う。いつも二人で励まし合いながら、がんばった。それに、僕と姉で得意なところを教え合うこともできたし、本当に姉には支えてもらったと思う。

これから受験をされるみなさんへ。
まず、絶対にあきらめないこと。あきらめたら、そこですべてが終わります。
次に、苦手科目から逃げないこと。苦手なところこそ徹底してやってください。
そして最後に、自分を信じること。「自分は天才だから絶対に受かる。」と信じて、最後まで、絶対にあきらめずにがんばってください。

最後になりましたが、僕を最後まで支えてくれた父・母・姉の家族全員、成基学園枚方教室の先生方、本当にありがとうございました。
僕は同志社香里中学校に入って、野球部に入部しようと思っています。また、学業の方にも今まで通り力を入れて、〝文武両道〟を実践していくつもりです。
これからも、がんばります。