受験生と保護者の「第一志望こだわり」体験!

「ライバルの友だち」とともに、合格を目指してがんばろう。

今、ふり返ってみると、あっという間に一年が過ぎた気がする。これから、合格するまでの一年間のことを話そう。

三月、受験まであと十ヵ月。しかし、僕はエンジンがあまりかかっておらず、宿題をこなすだけだった。
そんな僕にエンジンがかかったのは、四月だった。きっかけは、理科のW先生が配った宿題カードだった。カードには、入試までの日数がのっていた。その日数が三百日を切ったのだ。もう時間はないんだ、と思った僕は、猛勉強を始めた。
まず、苦手を克服することにした。
五年生の教科書にのっていることを、もう一度勉強し直した。けれど、それだけでは足りないと思い、先生からプリントをもらったりもした。このおかげで、安定した点数をとることができるようになった。

六月、日曜進学教室が始まりテストが難しくなると、なかなか点数がとれなかった。けれど、
「次に同じような問題が出たら、必ず落とさないようにしなければ。」
と思い、復習をがんばってするように心がけた。
また、テストの中にどれくらいのケアレスミスがあるかチェックした。そして、
「次のテストでは、ケアレスミスをしないように。」
と思い、ミスを減らしていった。このおかげで苦手やケアレスミスがどんどん減っていったと思う。

夏休みは夏期講習、夏期合宿、算数集中特訓の三大行事があった。
中でも三泊四日の夏期合宿は、とても役に立った。どの教科もハイレベルな問題が出て難しかったが、それを解ききった時の喜びは、とても大きいものだった。算数道場はどんどんページが進み、たくさん問題を解くのがおもしろかった。
夏期合宿では、勉強以外のことも役に立った。グループの人と食事をしたり、寝たりして、ともに過ごしている間に友だちになった。グループの人は、ふだん日進で成績を争うライバルだ。そのライバルを、身近に感じることができた。そして、これからも「ライバルの友だち」とともに、合格を目指してがんばろうという気持ちになった。
それから、志望校別特訓や洛星オープンテストを経て、とうとう一月になった。

一月八日、函館ラ・サール中学校の入試だ。函館ラ・サール中は初めての試験だったが、落ち着いて受けることができた。結果は合格。しかし、十四日に本命の洛星中学校の試験があるので、気をゆるめずに過ごした。
十四日、電車に乗り、洛星中へ。着いたころにはもうみんな集まっていた。先生に激励してもらい、試験を受けた。意外に落ち着いて受けることができた。国語が少し難しかったが、他の教科はすらすらと解けた。
十五日、発表の日。ボードを見たが、数字がよく見えなかった。すると先に父が「あった」と言った。信じられなかった僕は、もう少し近づいて見た。本当にあった。自分の「一一四九」の番号があったのだ。がんばった成果が出てよかった。
その後も、東大寺学園中学校に合格し、僕の中学受験は終わった。

後輩たちへ、次の六つのことをがんばってください。
一つ目、授業を集中して聞くこと。集中したほうがよく頭に入ります。
二つ目、宿題をていねいにすること。適当に済ますだけではあまり意味がありません。
三つ目、あきらめないこと。どんなこともあきらめずにやれば、解決への糸口が見つかるかもしれません。
四つ目、苦手は早めにつぶしておくこと。ほうっておくと後で苦労することになってしまいます。
五つ目、ライバルや目標をつくること。それを意識してやると、やる気が出ると思います。
六つ目、復習をしっかりすること。一回出た問題がまた出るかもしれません。
この六つをがんばってクリアしたら、合格は近くなるのでがんばってください。

最後に、この一年間お世話になった先生方、僕を合格に導いてくれてありがとうございました。これからもがんばりたいと思います。
同じクラスの友だち、いつも明るい雰囲気にしてくれて楽しみながら勉強することができました。ありがとうございます。これからもともにがんばりましょう。
そして、お父さんお母さん、二人には一番感謝しています。励ましてくれたり、お弁当を作ってくれたり、たまに叱られたりもしたけれども、今はいい思い出です。
みんなの支えで合格できたと思います。本当にありがとうございました。