受験生と保護者の「第一志望こだわり」体験!

努力は必ず報われる! その思いを決して忘れずに

僕は、中学一年生の時に成基学園に入塾しました。
入塾前の成基学園の印象は、
「かしこい人しか入れない塾」
というものでした。そんな塾で、みんなと同じようにやっていけるのかという不安な気持ちを抱えながらも、僕には、
「彦根東高等学校に、絶対に行きたい!」
という強い思いがあったので、高い進学実績を誇る成基学園に迷わず入塾することを決意しました。
そして、この春――。僕は希望に胸をふくらませて、彦根東高校の門をくぐります。

成基学園で過ごした三年間には、本当にいろいろなことがありました。もちろん楽しいことばかりではありません。辛いこともたくさんありました。
その中で僕が学んだ一番大切なことは、あきらめずに最後までやり遂げれば、必ず結果が出るということです。
この言葉は、いろんなところで言い尽くされていて、またその話か、と思われるかもしれませんが、本当にそうなんだと実感している今だからこそ、声を大にしてみなさんにも伝えたいと思います。努力は決して人を裏切りません。

成基学園の授業は、慣れるまでがとても大変でした。一、二年生の間は毎日が部活で忙しく、疲れ果てていました。それでも毎月テストが否応なしにやってくるなんて、とんでもない塾だと最初は思っていました。
ただ、不思議なことに、どれだけしんどくてもだんだん慣れてきて、最後にはなんとかなるものです。
徐々に勉強のコツもつかめるようになりました。テストで良い点数をとった時の喜びも、わかるようになってきました。成基学園での授業は、学校のペースよりもスピードが速く、学校の授業が良い復習となりました。知らず知らずのうちに勉強のペースが身についてきて、学校の授業にも自信が持てるようになりました。おのずと「中間テスト」や「期末テスト」でも良い点数が取れるようになります。すると、次にもっとがんばろうという意欲もわいてくるのです。次第に一つひとつの授業を大切にするようにもなりました。二年生になると、積極的に居残り勉強もできるようになりました。三年生では、次から次へとやってくる行事をひとつひとつ着実にこなしていきました。
ここまで書くと、とても順調な三年間を過ごしてきたと思われるかもしれませんが、決してそうではありません。成績は浮き沈みを繰り返しながら、そして、最大の挫折は、最後にやってくるのです。

入試が始まり、まずは私立高校入試です。
最初の近江高等学校は無事合格。続いて立命館高等学校を受験しました。「スーパーサイエンスコース」に合格はしたものの、周りのみんなは「メディカルサイエンスコース」で合格を果たしていました。僕は、勉強量に関しては決して誰にも負けていないと自負していたので、この結果に対して、とてもショックを受け、少し自信をなくしてしまいました。
そんな状態で臨んだ、第一志望の彦根東高等学校特色選抜入試。この日のために、これまで辛い思いをして努力を積み重ねてきたのです。
にも関わらず、結果は不合格。先の結果に引き続いて、本命での失敗。相当落ち込みました――。

しかし翌日から、僕は気持ちを切り替え、さらなる猛勉強を始めることにしました。落ち込んでいても始まりません。これまでもがんばった時には、必ず良い結果が得られました。それを今、もう一度やるしかない! その一心で、ここから一ヵ月、学校が終わると毎日塾に駆けつけ、誰よりも遅くまで勉強を続けました。着実に力がついていくのを実感した一ヵ月でした。
迎えた一般入試当日。もう、不安は全くありませんでした。落ち着いてテストに臨み、すべての教科をしっかり解いて無事終了。手ごたえはありました。
僕は、成基学園に入って本当に良かったと、今、改めて感じています。共に学んできた仲間も、全員が第一志望合格を果たしました。こんなに嬉しいことはありません。同じく彦根東高校に進学する仲間もたくさんいます。彼らとは、また新たなスタートラインに立つことになります。
ここで油断して出遅れないように、次の目標に向かってこれからも精一杯勉強に取り組んでいきたいと思います。
努力は必ず報われる、その思いを決して忘れずに。