受験生と保護者の「第一志望こだわり」体験!

何よりも心強く励みとなる存在。仲間がいたからこそ乗り越えられた

三年生から成基に通い始めた僕。最初は、友人に誘われるがまま、電車に乗って塾へ行くという事に大きな魅力を感じ、「受験」などという言葉すら知らないままのスタートでした。実際、友だちと電車での通塾は楽しく学校とは違った環境で、新しい友だち、楽しい先生方の授業は毎日がとても新鮮でした。

そして、何よりも僕の楽しみは、塾の図書コーナーでした。まず塾に行くと、大好きな本を毎回二冊ずつ借りては返す――。それが僕の日課となりました。

塾のない日は、サッカースクールへ、週末はサッカークラブへ…家に帰ると宿題をさっさとすませ、後は大好きな読書をする――。三年、四年、五年生になっても僕の毎日はこんな生活でした。それでも特に成績の大きな落ち込みもなく、僕は安心しきっていたのです。

そんな僕が、本格的に受験を意識しはじめたのは、六年生になり日曜進学教室が始まるという頃でした。日進のスタートによりサッカーとの両立が困難となり、クラブの休部を決め、自分なりにけじめをつけ受験に取り組もうと決意をしました。
それでも、その頃の僕は、まだ志望校も決めかね迷っているような状況でした。五年生の頃から、オープンキャンパスや説明会に何度か参加し、ぼんやりと志望校は考えてはいたけれど、受けてみたい学校と、行きたい学校が微妙にくい違い明確な目標を持てずにいました。

合格達成セミナーが終わり、夏の合宿が終わってもまだまだ実感がなく、勉強の仕方も分からず、相変わらず宿題を淡々とこなすだけの日々を過していました。
夏が終わる頃になると、周りの友だちは毎日のように塾の自習室を活用したり、先生や友だちと問題を解いたり、明らかに戦闘態勢に入っていました。さすがにその頃になるとぼくも徐々に不安とあせりを感じるようになってきました。そこで、僕も授業の後、自習室で勉強をする事にしました。しかし、どうも自習室は落ち着かず、集中ができない。先生に質問に行くのも、ついついタイミングを逃してしまう…。
僕にはこの勉強方法は合わないと気付き、無理せず続けられる自分の方法を考えてみる事にしました。そこで僕が実行したのは、第一に、とにかく授業に集中すること、授業中は一言一句聞きもらさない。そんな姿勢で取り組む事にしました。そして、宿題は確実にこなし、日進プリントは完璧にやり直しをする事にしました。算数は「ラプラス」や「フェルマー」を中心に取り組み、理科と社会は、授業で行なわれる基本的な小テストや暗記テストに力を入れました。得意な国語は、赤本を中心に行っていきました。
一日の勉強時間は日によって二~四時間程度、受験生にしては決して多くはないけれど、僕にとって集中できる限界でした。だらだらするより能率よく集中する、それが僕のやり方でした。勉強場所も、自分の部屋だけでなく、気分によってリビングや時にはダイニングで暗記をしていたので、家族には本当に迷惑をかけたと思います。でも、家族の気配を感じる事ができるその環境が、僕にとっては一番落ち着き集中できたのです。

そして、試行錯誤の受験生活を送っている間に、正月特訓、直前特訓までもが終わり、あっという間に、受験が目前にせまっていました。
その頃になると、生活リズムを整え体調管理をするように言われていましたが、普段から十一時過ぎにベッドに入り、六時に起きている僕は、いつも通りの生活を送っていました。
そして、受験当日の朝も僕は普段通りに起き、家族と朝食を食べ、いつものように犬の散歩をすませ試験に出かけました。
立命館中学校につき、見覚えのあるオレンジ色の旗を見つけると、さすがに僕も少し緊張してきました。そして、Ⅰ先生の顔を見つけた時、僕の緊張はピークに達していました。一言二言言葉を交わした後、僕は先生にドキドキがばれないように早々と会場に入りました。教室に入ると、何人か成基の特訓で顔をあわせた事のある塾生を見つけ少し落ち着くことができました。
「今までの努力は今日のためのもの。いつも通りやれば大丈夫。」
と言い聞かせ問題に取り組みました。

そして、いよいよ合格発表の日。学校から帰った僕は、親指を立て笑顔の母の姿で合格を知りました。ガッツポーズをひとつ。最高の気分でした。
最後まであせらずコツコツと自分のペースで続けられたことが結果につながったのだと思います。

僕がこの受験を乗りこえられたもう一つの理由は、仲間がいたからです。
成基学園桂教室には同じサッカークラブの友だち三人がいました。それぞれクラスも違い志望校も違った四人。言葉に出してはげまし合ったりする事はなかったけれど、僕にとっては、何よりも心強く、よき仲間でありライバルとして、はげみになる大切な存在でした。受験が終わり、一月の末、四人そろって笑顔でクラブに復帰できた事、それが、僕にとって何よりもうれしい事でした。

僕は今日に至るまで本当にたくさんの人にお世話になりました。僕の周りで受験を支えてくださった先生をはじめ塾の関係者の方々、学校や塾の友だち、迷惑をかけたサッカークラブの仲間、一番近くでいつも僕を応援してくれたお父さん、お母さん、ゲームやテレビを我慢してくれた妹。
全てのみなさんに心から感謝します。
本当にありがとうございました。