受験生と保護者の「第一志望こだわり」体験!

苦手な国語は、ゴールフリーで強化。得意な算数も活かし、見事合格!

ぼくが、立命館中学校の名前を初めて知ったのは、五年生の志望校調査の時でした。その時は、なんとなくレベルの高い中学校だなぁと思っていました。
六年生になり面談で、立命館中学校をめざす事を決めました。その理由は二つあります。
一つは、レベルは高いが一年間かけて勉強をすれば合格できるはずだと思ったからです。
二つ目は、大学の附属校でありながら、アドバンストコースという進学クラスがあったからです。

立命館中学校は、四教科入試を受けるつもりでした。四教科平均して、点数をとる必要がありますが、ぼくは、国語がとても苦手でした。そのため十月から、ゴールフリーで特訓してもらい、長い文章を書けるようにがんばりました。最初はなかなか書けませんでしたが、授業を重ねるうちに書けるようになりました。また、家では毎朝、漢字を十五分間書いて覚え、日曜進学教室の復習を中心に勉強しました。
入試では、説明文や論説文などの長文が理解できないといけないのですが、文の意味を理解するのがなかなかむずかしかったので、少しやさしめの短い文章を、理解できるまで何回もくり返し読むようにしました。しかし、なかなか成績にはあらわれませんでした。
入試前には、努力したおかげで人なみの成績がとれるようになりました。算数は、計算もふくめ好きなので、できるだけ計算ミスをしないことと、簡単な問題は、まちがえないようにする事を心がけ、まちがった問題は復習し、もう一度間違えないようにしました。理科と社会は覚える事がたくさんあり、学園の教科書を何度も何度もくりかえしやりました。また、立命館中学校の過去問もくりかえし、苦手を克服するように努力しました。

入試当日は、とてもきん張し、もし受からなかったらどうしょうと思い、不安でいっぱいでした。いつもにないミスもしてしまった気がしました。でも、これだけ勉強したので、
「ぼくが受からなければだれが受かるのか!」
と思いなおしたら、気持ちが落ちついて、自分の持っている力を、全て出しきれました。

合格発表の日、自信がなくてきん張と不安で、駅から学校まで本当に遠く感じました。合格発表の紙は、予定時間より少し早くはり出されていました。第一志望のアドバンストコースに自分の番号を見つけた時は、今までの努力がすべて結果につながったと、飛び上がるぐらいにとてもうれしかったです。

立命館中学校に入学したら、たくさんの友だちを作り、一生つきあえる友だちとしておたがいに、成長していきたいです。成基学園から立命館に入学する人も多いので、学校に行くのが楽しみです。また、運動系のクラブに入って、身体をきたえたいと思っています。
そのほか受験勉強のため、中断していたソロバンの練習に力を入れて、上の段を目指していきたいです。

ぼくの将来の夢は、税理士になることです。
なぜなら、低学年からソロバンを習い、先生のきびしい指導のおかげで、計算が得意です。その計算力を生かすために税理士になりたいです。夢をかなえるために、大学は経済学部に入学して、しっかりと勉強したいと思います。また、ぼくの父は自営業のため、税理士の資格を生かして父の仕事の役に立ち、喜んでもらえるように、がんばりたいです。

最後に、受験勉強をあきらめずにやりぬけたのは、同じ学園の友だちのおかげです。その友だちに負けるわけにはいかないと思い、がんばりました。
また、たくさんの先生や事務の人にたいへんお世話になりました。わからなかったところをていねいに教えていただき、ありがとうございました。楽しい学園生活をおくることができました。

最後に成績がなかなかのびなくて、なやむこともあると思いますが、
「志望校に絶対合格するぞ」
と、強い思いをずっと持ち続けて受験勉強がんばってください。来年、立命館中学で会えるのを楽しみにしています。