受験生と保護者の「第一志望こだわり」体験!

目標をもって地道に努力すれば、必ず夢は叶う

わたしが成基学園に入塾しようと思ったのは、兄が通っていたからです。兄は、楽しそうに受験勉強に取り組み、第一志望の甲陽学院中学校に合格しました。わたしは、中学受験はつらくて、大変なものだと思っていたので、楽しそうに勉強して第一志望に合格できることが信じられませんでした。
わたしも兄のように、楽しんで勉強できるようになりたいと思って、小学校三年生の時に入塾しました。

今ふりかえってみると、自分自身で勉強を楽しめたと思います。一番勉強が楽しかったのは、六年生になってからでした。特に、算数の入試問題で難しい問題を解いた時、正解するとうれしくて楽しかったです。他の教科も同じように難しい問題が解けた時はとてもうれしかったです。
でも、一年間をふり返ってみると、勉強がうまくはかどったときばかりではありませんでした。問題が思うように解けずに、イライラする時期もありました。
そんな時こそ、一人で悩むのではなく、先生やまわりの友だち、家族に相談することが大切だと思います。わたしは先生に相談することが多かったです。
算数はK先生が入試問題を一緒に解いてくださり、できなかった問題を教えてくれました。国語も授業の前に過去問や苦手な漢字の練習を先生と一緒にしました。社会も授業の後に先生と一緒に問題を解いたことがあります。応援してくれる人がいるので、つらい時もがんばることができました。勉強がうまくいかない時は必ずくると思いますが、自分だけで悩まずに相談するようにしたほうがいいと思います。きっと親身になってくれる先生や友だちが助けてくれます。

わたしの第一志望は神戸女学院中学校でした。実際に見学に行き、立地条件と学校の雰囲気がとてもよかったので、難しい学校だけど、合格して通いたいと思いました。
合格するために、計画を立てて、過去の問題集などバランスを考えて勉強に取り組みました。
得意科目、不得意科目を自分なりに分析して、計画を作りました。苦手科目は何回もくり返して練習することで、わからない問題をなくすことを心がけました。日曜進学教室などの直しも、しっかりやりました。直前は社会と体育に専念しました。暗記が苦手だったので、社会は最後まで時間がかかりましたが、先生たちの応援もあってやりきることができました。体育の準備も計画的にやりました。
練習していたので、苦手な体育も自信をもって受けることができ、神戸女学院に合格することができました。
目標をもって、地道に努力をすることで、夢が叶う経験をすることができました。
この合格は、塾の先生はもちろん、家族や友だちがわたしを応援し、支えてくれたおかげでもあります。今まで応援してくれた人に、感謝の気持ちでいっぱいです。中学に入ったらクラブ活動も勉強も一生懸命がんばり、文武両道を目指します。

わたしの将来の夢は、眼科医になることです。
わたしは、小さい頃、目が悪くて眼科に通っていました。その眼科の女の先生が、わたしに優しく接してくれたことと、先生の治療で目がよくなった時の喜びを今でも忘れません。
わたしも、そのように思ってもらえる先生になりたいです。
だから、医学部にいけるように、今から計画をたてて勉強していきたいと思います。医学部のある大学に進学して、眼科医になることは簡単ではないと思いますが、今回の中学受験で経験した「夢は叶う」ということを忘れずに努力を続けていきたいです。

これから受験をする人たちには、間違い直しを大切にしてもらいたいと思います。
間違えた問題は、まず解答を見ないで自力で解くようにしました。それでも間違えていたら、どうしてその答えになるかを考えて、答えにあわせるようにしました。
それでもできなかったら質問して納得できるようにし、なぜ間違えてしまったか考えて、次は間違えないようにする。しばらくしてからもう一度できるかどうかたしかめるというやりかたをわたしは続けました。

受験は、最後まであきらめないことが大切です。後悔がないように受験までをがんばってください。