読書感想文2019
2019年度 読書感想文コンクール≪総評≫

 今年の読書感想文コンクールも、皆さんが課題図書を読んで、感動し、学び、学んだことを今後どう活かしていこうという考えにあふれた様々な感想文が提出されました。

 『おこる』では「やさしいことばでつたえる。」「あいてのたちばにたってかんがえる。」ことでけんかにならず、おこらないですむほうほうがかんがえられました。

 『ごめんねともだち』ではオオカミとおなじくすなおになれない気もちを上手にひょうげんできました。自分におきかえてお母さんやお兄さんに「あやまる勇気ゆうき」「あやまれる心」をもつことの大切さが書けました。

 『しまのないトラ』では「弱点をこく服する」ことを学びました。そのためには努力どりょくを毎日つづけることが大切だと気づくことができました。わたしたちは自分をえる力を持っているという力強い気持ちがよくつたわりました。

 『おじいちゃんがおばけになったわけ』とユーモラスなタイトルの本では大切な人とのとつぜんの死を身近な人におきかえて考えることができました。そして大切な人のこうかいがないようにたくさんの思い出を作って、その思い出が前向きに生きるパワーとなるというすばらしい考え方を教えてくれました。

 同じく「死」をテーマにした『夏の庭』では3人の学生が「死」を知るために近づいたおじいさんとの交流を通して3人の言動から、人との関わりを大切にしながら生きていくことの大切さを学ぶことができました。

 『シートン動物記 オオカミ王ロボ』では読後の感動した気持ちが伝わってきました。動物と人間、そして自然との共生を考えることができました。最近、クマが人の生活区域に現れるニュースも人間社会に影響された動物の姿です。

けやきの木』でも同じく自然や木々を自分たちの都合で手入れをし、切ってしまう人間の身勝手さを読みとることができました。自然への敬意や共生の大切さを考えることができました。

 『じゅうつ』では「幸せとは自分でつかみ取るものであり、他人を不幸にして得られるものではない。」と素晴らしい意見が述べられました。

 読書は私たちにいろいろなことを教えてくれます。私たちはそこから学んだことを活かす力を持っています。今、話題のAIは私たち人間の生活を便利にしてくれるのと同時に人間の仕事の多くが無くなるのではといわれています。しかしAIには感動する心や想像する力はまだありません。成基学園で学ぶ皆さんは文章を書く力と考える力を学んでいます。自分の考えを相手にしっかりと伝える力と自ら考える力が今の社会で求められています。これからも少しでも多くの本を読み、知らない世界に感動し、新たな知識や想像を自分の言葉で表現する力や考える力を養ってください。そしてAIに負けない力を身につけてください。

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ウカル君