読書感想文2016
2016年度 読書感想文コンクール≪総評≫

君たち、漫画から漫画の勉強するのはやめなさい。
一流の映画をみろ、一流の音楽を聞け、一流の芝居を見ろ、一流の本を読め。
そして、それから自分の世界を作れ。

 これは「マンガの神様」と評された手塚治虫氏の言葉です。誰かがつくった作品を真似するのではなく、一流の芸術に触れることで、自分自身の価値観や世界観を作ることが大切だという意味です。小学生、中学生は、まさに自分自身の人格を形成する大切な時代です。みなさんもたくさんの一流に触れ、感性を磨いてください。

 読書感想文はそういう意味でもとても大切なものです。今回の読書コンクールでも、一つの作品に触れたことで、みなさんの「自分の世界」に影響を与えました。その「自分の世界」の変化を表現するのが読書感想文です。作品のどのようなところに感動し、どのようなことを学び、それをこれからどう活かしていこうと思うのか、つまり、一冊の本との出合いによって、「自分の世界」がどのように変化したのかをわかりやすく書くことがポイントなのです。中には「どうも読書感想文は苦手だな。」と思った人もいるでしょう。しかし、そのような人でも原稿用紙に一字一字文字を埋めていくことで、たくさんのことを考えたことでしょう。人の心は考えることによって成長します。読書感想文はそれをみなさんに感じてもらうための一つのきっかけなのです。もちろん上手に表現することは大切なことですが、まずは「自分の世界」を豊かにするために、これからも読書感想文に挑戦してみてください。

 今年の読書感想文コンクールも、力のこもった作品が多数寄せられました。どれも甲乙つけがたい作品で、選考には大変苦慮しましたが、「自分の世界」をはっきりと書くことができた作品を各学年8作品ずつ選びました。このホームページには、特に優れていた優秀賞、入選の作品が掲載されています。成基学園で共に学ぶ友達の「自分の世界」にぜひ触れてみてください。
 最後に、みなさんたくさんのご応募、本当にありがとうございました!

応募総数

ウカル君